INNER LIFESTYLE DESIGN
 〜ナチュラルに生きる方法論序説
父親との関係 再SOS!
 「狂気」についての質問
http://kokorogadaiji.jugem.jp/?eid=72

でメールをいただいた方から、メールが来ました。

*****

狂気の質問をした**です。
またメールしてみたくてメールしました。
あまり言いたくないですが、愚痴っぽいといいますか、少し冷静になりたくてメールしました。

今日は学校を休みました。(高校です)
最近少しのことで休んでしまいます。今日は体育なのに体操服を忘れたという理由だけで帰ってしまいました。
そういうことで負い目を感じ、休みたくても休めず、さらに自主制作映画を作っていることから、少し疲れを感じていました。
そんな中父親がまた母親に対して文句を言っていました。パスタを作れ、と言って、作ると何で自分を呼ばないとかそんな感じです。

自分の場合、父親の文句は自分に対して言われたものだけでなく、母親や妹の文句に対しても体が反応してしまいます。
父はよく外で祖母と話すのですが、外で大きな声で家族の文句を言っていて、窓が空いているとものすごくよく聞こえます。
それが自分の文句であっても、母の文句でも、妹の文句でも、体が反応してしまいます。

今日はひどく、最近ブログで話していた、映像や言葉が浮かびました。
父親を包丁で脅す映像。
父親をものすごい勢いで殴る映像。
父親を普段言わないような汚い言葉で罵倒する映像。
そして言葉が浮かびます。
お前なんかクズだ。
クズにクズと言って何が悪い。
意味のないような言葉も浮かびます。
自分の名前を呼び掛ける女の子の声「**さん」と。

こうやって書いたり、少し時間がたつと落ち着くのですが、それでもまた明日にはちょっとの怒りが、1,2週間に1度、大きな怒り(殺してやりたい!)と思います。
この繰り返し自体に腹が立ちます。

前回、狂気の回答で「自分がメールでSOSを発している」と答えてくださりました。
ある種、このメールはSOSに近いのかもしれません。

勢いで書いてしまいました。申し訳ないです。
ブログに載せてもいいですが、もし回答を下さるのなら、個人的にでもいいかなと思います。
なんとなくですが、回答がほしい気がします。他者の意見がほしいといいますか…。身勝手なことを言ってごめんなさい。

少し落ち着きました。
また怒りや狂気が出ないようにできたらいいなと思います。
それでは。


●村松コメント●

個人的にお返事を書くべきかどうか迷ったのだけれども、ブログでお返事します。

私はこのブログを現在のところ、なるべく頻度高く書き続けようと思っているので、もらったメールについて、この先は、たぶん個人的に返事を書いていく余裕がないのです。

メールは歓迎だけれど、いわばこのように公開で考えていくことになります。
同じような悩みの人がいたり、親の立場で考えたりする人もいると思うからね。
個人的な返事というのが、希望なのか、遠慮なのか読み取りにくかったのですが、ブログでオープンにお返事するという姿勢をネガティブにとらないでほしいのです。
むしろ、いろいろな人に読んでもらえることを力として感じてくれたらうれしいと思います。

*

さて、本題です。
とても単純なことが言いたいのです。

このメールを読む限りにおいて、狂っているのはあなたではなく、お父さんのほうです。

病理学的な命名ではなくて、存在として狂った機械の歯車のようになっています。
その歯車が回る度に、周囲がギシギシときしみをあげます。
文面から判断して、たぶん、もはや誰かの忠告など聞く段階とは思えません。
その狂気はもう本人も含めて誰にも止められないでしょう。

あなたはその狂気の歯車にときどき巻き込まれてしまうのです。
しかし、これには絶対に巻き込まれてはいけません。

父親に対してもっと冷たい気持ちになってください。
この人は狂ったメカニズムなのだ、と冷静に観察するのです。
本当に狂った機械であれば、相手と戦おうとはせずに、ただ性質を観察し、避けることだけを考えるでしょう。

クズだと言いたいとか、傷つけたいと思うのは、まだ相手の人間性に期待しているのです。

期待があれば、それは裏切られます。

まず相手への期待値をゼロに近づけてください。
そして、なるべく接点を減らす。
それがいちばんよい避難の方法です。
同じレベルで同調してしまえば、とても苦しいし、やがて我慢できなくなるかもしれません。

期待値をゼロにしろ、というのはひどいことを言っていますが、ゼロにすれば、0,1でもいいところがあれば、それはありがたいということになります。
期待しようがしまいが、現実の値は変わりません。

なるべく接点を少なくして、刺激しないようにしましょう。
落ち着くまで学校に行かなくてもいいですから、学校に行ってないことはお父さんに知られないようにしてください。
図書館なり、公園なり、映画を見るなり、時間を潰すのです。

お母さんや妹さんは、たぶんずっと受け流すのがうまいのです。
もちろん、ストレスは感じていると思いますが、女性はそういうことは現実的ですから。
あなたが守ろうとするのは、間違いです。

とくにお母さんは、お父さんと結婚した当事者であって、あなたが思っているより、たぶんずっと強力です。
お父さんと同等の力があって、それを受容的に使っているのです。
だから、あまり被害者としてみてはいけません。

もっと根本的なところからお母さんに相談して見るべきです。
高校を卒業したら、あなたはお父さんと別居したほうがいいです。
そういうことが経済的に成り立つかどうか、そのあたりまで相談してみてはいかがですか?
下宿して働きながら学んでもいいのです。
とにかく、今の状態は18歳くらいで終わりにする。
そういう期限をつけて、今の状態をやり過ごすことです。
あなた自身の中にもそういう方向性と意志を育てることが大切です。

あとは、学校の先生、ソーシャルワーカーなど、年長で落ち着いた人で何でも相談できる人を身近に探したほうがいいかもしれません。

メールの文面からだけで言えるのは、そんなことです。


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家族 / comments(6) / trackbacks(0)
Comment








こんばんは。はじめまして。
深呼吸もやってますRYOです。
相談機関で働いてますが、正直書き込むのはどうかと、思いながら書き込んでおります。

メールを読んで、父親が狂っているかどうかは、私には分かりません。パスタを作れと言って腹を立てたこと以外に、具体的に何をどう言っているのか、書かれてないので、断定できないだけですが。

ただ、父親の言動に苦しんでいることは読み取れます。どうしても言葉を聞き流せず、受け取ってしまうところがあるように思います。父親に対して、「こんな人だから仕方ない」と健全に諦められるといいのですが、諦められないから、苦しんでいるのでしょうね。
できる限り父親を避けること以外に有用な方法はないように思います。
外の話が聞こえるなら、窓を閉めましょう。あるいは、外出するなりした方がいいです。
父親のことを考えないためにも、映画に打ち込めるなら、打ち込んでください。

メールの文面から統合失調症かなと思ったら、前のメールではそう書いてありますね。
統合失調症と診断が出ているようですので、通院して薬を飲んで、カウンセリングかセラピーを受けましょう。
そこをしっかりしてくれない病院なら、他の病院を探した方がいいかもしれません。父親のことも含めて話ができるはずです。狂気との付き合い方も、教えてくれるはずです。
あと病院は、母親が連れて行ったと思いますので、母親はある程度話を聞いてくれるのではないでしょうか?
病院がダメなら高校のスクールカウンセラーとかでもいいですし、相談機関にメールとか電話で相談してみてもいいでしょう。
心理的虐待の可能性もあるので、自分で児童相談所に相談するのもいいかもしれません。

あと村松さんにメールして相談していることを考えると、
病院に通院してないか、もしくはできないか。
または病院がちゃんと対応してない、あるいはできないか。
何にしても相談できる人が少ないのかなと思います。信頼して話のできる大人が必要と思います。

メールから読み取れることとしてアドバイスできそうなことは、以上ですね。他にもいろいろ考えられるんですが、推測の域をでないので。
from. RYO / 2009/09/29 8:38 PM
>「クズだと言いたいとか、傷つけたいと思うのは、まだ相手の人間性に期待しているのです。」

もう一つ、あることを思い出しました。
私は家庭が不安定だったので、祖父母が通うある宗教施設に一時入り浸っていたときがあります。
みんながみんなそうではありませんが
そういう施設は、信徒になるまでは優しいものです。だからとても居心地が良かったのです。

しかし、近年「それは人間としてやってはいけないことだろう」という目に合わされて、脱会しました。
(しかし残念ながら脱会は却下されました。これもよくある話。)

脱会した後も、施設の信徒たちが私に行った行為が許せなくて2年間ほど、激しい怒りと恨みの感情と戦いました。

なんど「あいつらに一言、いってやりたい」と思ったことか。
まだ話し合いをすれば自分たちの行為を反省するのではないだろうか?
分かり合えるのでは?
という期待を持っていたのです。

診療内科の先生がそれを聞いておっしゃいました。
「宗教施設の人たちは、ナチスの党員と同じだからね。毒ガスのスイッチを冷酷に押す人々だって、家族がいた。党員はその家族をこころから愛することが出来るのに、毒ガス室のボタンをおせる。
つまり、集団心理っていうのは、そういう状態なんだ。宗教も同じだからね」

それで目が覚めました。
狂った歯車に巻き込まれている人たちとは、
冷静に話し合いなど出来ない、と理解できました。

それから一気に楽になりましたね……
from. ぼん / 2009/09/29 3:21 PM
昨日、その狂気と戦っていました。私を傷つけた人のことを憎んでも終わらないのに、苦しみをどこかに向けたくて恨んでいました。押さえ込むのにまたエネルギーが要って疲れました。朝になったら狂気も薄れていました。正直ほっとしました。

「クズだと言いたいとか、傷つけたいと思うのは、まだ相手の人間性に期待しているのです。」

相手に求めるのはもうやめます。自分と近い関係ほど(親や子供)期待してしまっていました。相手の性格を変えるなんて無理でした。距離を置こうと思います。
from. 花 / 2009/09/29 1:32 PM
 おお、なんか似た境遇の人が結構いるんだなぁ。僕は高校まで進学校コースでしたが、中退してフラフラした後、なんとか大学生になっています。

 親というポイントは家庭によってかなり差があるでしょうから、学校のほうについて言及します。
 ちょっとした辛さで学校に行けなくなる経験は、僕もよくありました。財布忘れた、ああもうダメ……とか。辛さに釣り合う喜びが見いだせないと、どんなに辛さ自体がしょうもなくても、疲れちゃいます。倫理的に自分を説得しても、無理ですね。

 僕が回復に向かえたキーポイントを二つ書いておきます。

 一つ目はバイトで、これが清掃のバイトだったのです。ほとんど人と会話をしないで、えんえんと身体を動かし続けました。すると、不思議と心が安らぎましたね。そのうち、道行く人を観察する余裕が出てくると、「ああ、世界は学校と家庭だけじゃない」という認識のゆとりがでてきました。
 こういうふうに非常にゆるやかに、身体のほうから順番に外に開いていくのがいいと思います。だから、村松さんの時間つぶしという提案には賛成です。ただ、バイトをすると、すごく小さいですが社会ステータスがつきます。周りの反応が少し柔らかくなるかもしれません。そのほうが気が楽なら、少し考えてみても……今の就職事情はよく分かりませんが。
 
 二つ目は表現で、僕は村松さんの著作(初めて手に取ったのが「書く人」でしたね)を読んで、ブログを始めたのです。初めは周りを意識しすぎたり、自己啓発的な励ましを自分に書いてむしろヘコんだりしました。でも、だんだん落ち着いてきて、今は書くことを楽しんでいます。
 自主制作映画を作っているというのが、僕は凄いと思います。最近動画サイトが流行ってますから、誰かに発信することを考えながら、短い作品を作ってみるのも面白いかもしれないと思います。

 僕から言うことは「心を柔らかくすれば、楽しいことはいっぱい見つかるから、あんまり根詰めないで」というところでしょうか。まずリラックスして、ほんの少しやる気出して、身体を動かすのがいいと思います。
from. 海巳 / 2009/09/29 10:48 AM
2年前、知り合いの少年が私に電話してきて「父親を殺したい!!」と、訴えたことがありました。

子供に暴力は振るうわ、日本刀を振り回すをわ、家に灯油を撒いて火をつけようとするわ、ひどいバカ親です。
警察呼んでも、「親子喧嘩だから」と親が言えば、怪我や事件性がない限り、警察は介入してくれなかったのです。

正直、私だって彼の立場だったら、殺したくなるような毒親でした。
「そんなクソ親殺しても、あなたが少年院に入ったり、その後の人生をめちゃめちゃになってリスクが大きすぎるから、止めた方がいい。
頼むから、そんなくだらないことで人生を棒に振らないで。
それにね、誰かを殺すために生まれてきた子供なんかいないんだよ。」
って、私は彼をなだめました。

まあ、あのときの私の言葉が届いたかどうかはわかりません。
彼が親を殺さなかったのは、最終的には彼の判断ですから。

先日のことです。
19歳になったその若者が家に来て、希望の進路が決まったと、嬉しそうに報告してくれました。

「あのときさ、親、殺さなくてよかったよね。」
って、言ったら、
「うん」ってはにかんでうなづきました。
もし、あのとき、勢いで殺していたら、今の彼の笑顔も、将来の展望もなかったんです。

バカ親は多分、この先一生かわんないです。
でも、あなたはこれからどんどん大人になって、実質的な力をつけていけるんですよ。
家を出て、自立だってできる。
お金を稼いで、自由に生きられるんですよ。
そこまでの道のりは、他の同じ年頃の人たちと比べたら、簡単ではないでしょうけど、絶対できないわけではないんです。

私も、過去に本気で人を殺したいと思ったことがあります。
自分の中からそんな狂気が出てくることに、ひどい恐怖を覚えましたが、出てきたことで、「こんな気持ちは手放したい」と思うことができました。
「いますぐに手放すことはできないかもしれないけれど、手放したい」と思いました。
それを手放すのは簡単ではなかったけれど、今は、もうないです。

狂気を持つのは苦しいよね。
でも、そんな苦しいことはずっと続けられるものではないのです。

なんとか、踏みとどまってください。

未来の自分が、「あのとき、激情に流されなくてよかった、頑張ってくれてありがとう」って、応援してくれてますよ、きっと。
from. hami / 2009/09/29 1:08 AM
このメールを読んで、私は母との関係を思い出しました。

私は女性です。

ですから、このメールとは全く逆の、母と娘の関係について書きます。

私の母もあなたのお父さんと同じでした。
私たちが食卓について、ご飯が終わるまで、ずっと近所の人や、仕事の上司の悪口を言い続けるのです。
正味30分ほどでしょうか。
それを父・兄・私はそ知らぬふりをして聞き流していました。
それが、そうですね二年は続いたと思います。

その当時私はあなたと同じ高校生で、やはり不登校気味で、暇さえあれば授業をサボっていました。
でもそんなことを母には話せませんでした。

母の愚痴をきちんと聞いてあげれない自分を責めていたからです。

でも今、オトナになって、思うのは村松先生と同じ「母は狂っていた」です。
そして、改めて思うのは「そういう人とは関わるな」です。

私は当時、それでも母に「愛して欲しい」と願っていました。
でもオトナになって、諦めました。
自分のことしか考えられない「狂ってしまった人」にはとても無理な課題だと気がついたからです。

どうしてこんな家族と縁をもってしまったのだろうか、と一時恨んだ時期もありました。

でも、しょうがないと諦めました。

母が狂った人だと認めてから、私は、私をとても大切にするようになりました。
自分を犠牲にして、
母を救おうだとか、家族のためにがんばろう、だとか考えることを辞めました。

幸せは自分で掴むものだと気がついたからです。

母は、「幸せは向こうからやってくる」と信じて疑わない人でした。だから狂ってしまったのだ、と思います。

なんとなくですが、あなたのお父さんも同じような気がします。

ですから、どうぞあなたの幸せを最優先に考えてください。

ちなみに私は22歳のときに家をでました。
母の甘えが重くて耐え切れなくなったのです。
母の愚痴はエスカレートし、父の行動を監視し、家出をしてみたりどなりちらしてみたり。とうとう甘えて私に添い寝を求めてくるようになったのです。異常ですよね。

私は一年間は家に帰りませんでした。
そうしたところ、まず兄が落ち着き始めました。(私の兄は家庭内暴力をしていました)
母の愚痴が少しだけ沈下しました。
(それでも、最終的に愚痴を吐かなくなるまでそれから十年はかかりましたが)

私が自立を決意しただけで、少し家族の風通しが変わりました。
参考になれば幸いです。
どうぞ、自立の道を歩んでください。人間はタフです。結構、しぶとく人生を進んでいけます。


from. ぼん / 2009/09/28 10:37 PM
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