INNER LIFESTYLE DESIGN
 〜ナチュラルに生きる方法論序説
引きこもり脱出3 自己発見の読書法
 JUGEMテーマ:

引きこもり脱出のための図書館作戦、今回は読書法です。

2つの要点があります。

[1は、波長の合う人やモノを探す]

知己(ちき)を見いだす、という言葉があります。
知己とは、親友、友人のことです。
己を知るもの。自分を理解してくれる人。
波長の合う人。
そういう意味があるので、友人ではなく、ここでは知己と言ってみたのです。

じつは知己と出会うのは、さほど簡単なことではありません。
たいへんな宝物と出会うようなものです。

しかし、書物の世界では、むずかしくありません。
古今東西の偉人、作家、思想家、科学者があなたを待っています。
数百年前の宗教家があなたと波長が合うかもしれません。
あるいは、ラテンアメリカや、アフリカの作家と意気投合するかもしれません。

ネットは「日本」の「現代」を映しています(もちろん語学が堪能であれば、他の広がりもあると思いますが)。そうすると、そこで出会う人の波長というのは、基本的に似ているのです。

図書館で本の著者と出会うことは、もっと広い世界に知己を求めることになります。
波長の合う存在を探すために、本という一目で中味が飛び込んでくる形式がたいへん役に立ちます。
波長が合う本は、慣れてくると本のほうからあなたの眼に飛び込んでくるでしょう。
それが本のオーラというものです。
図書館という場所に本が系統立てて並んでいることも役に立ちます。
本屋は、売れる本が前面にでます。
時代の傾向を大きく現しすぎていて、同様の働きは少ないのです。

気の合う著者や、自分の興味のある領域をここで見つけることは、何かのときに自分を支えてくれるパワーを得ることになります。
自分自身の波長を確認し、それに自信を持つことができます。
実生活で波長の合う相手と出会うためには、まず自分の波長を整えることが前提となります。

図書館で知己と出会いましょう。

(自己発見の読書法2に続く)



読書 / comments(13) / trackbacks(0)
Comment








20代女性ですか。
30代以降の男性だと思いました。
それだけ趣味が渋い、ということです。

上がってきた作家たちは、私も読みません。
読まなくても大丈夫(笑)。

自分の志向性を大切に育ててください。

from. 村松恒平 / 2009/09/06 3:33 PM
何度もお手間を取らせて申し訳ありません。

……私は立派な小説読みだったのですか。

実は私は20代の女子(という言い方はどうなのだろう、といつも思うのですが)でして、周りの友人は「山崎ナオコーラ」とか「角田光代」とか「獄本のばら」とか「小川洋子」とか「小池真理子」などの小説のファンが多いのです。(他にも何人かいますがどうしても名前が覚えられません)
もちろん村上春樹の熱烈なファンもおります。(お察しの通り、私には村上春樹は合いませんでした)
その友人たちは、私よりもはるかにいろんな小説家の本を読んでいます。
そして楽しげに感想を言う姿がキラキラしていて、うらやましく思っていました。

でも、先生が「恥じることはない」とはっきりと断言してくださったので
自信を持って生き、好きな本を探す旅に出たいと思います。

(蛇足ですがアメリカ文学とイギリス文学は肌に合いませんでした。だから村上春樹も肌に合わないのだと思います。南米文学は面白いですね)

本をご紹介してくださりありがとうございます。
早速図書館へ出かけたいと思います。
from. / 2009/09/06 2:09 PM
『達磨』ご購入ありがとうございます!

あのー、自己認識が完全に間違っています。
あなたは立派な小説読みです。

>星新一、梶井基次郎、夏目漱石、芥川龍之介、藤沢周平など。
女性の作家、特に現代の作家たち、は退屈で(瀬戸内寂聴は例外)太宰治は生理的にダメでした。三島由紀夫と気が合うかも知れませんね。

長編もので読めるのは、宮城谷昌光、黒岩重吾、井上靖といった歴史小説だけです。

第一に、これだけ読めれば、十分です。

ご年齢がわかりませんが、藤沢周平や、宮城谷昌光なんて、ほとんどの若い人には読めません。
そういう世界にあなたも入っているのです。

第2に、あなたは志向性がはっきりしています。
好き嫌いがはっきりしている。これはいいことですよ。
中間的な人より、好きな本ではより深く楽しんでいる、ということです。

だから、あなたのするべきことは、嘆くことではなく、自分が読むべき作家の鉱脈を探すことです。

村上春樹が面白くないからと言って、自分は小説が嫌いだと思ってはいけません(笑)。
面白い作家も作品も無数にあって、ただ時流に乗らないものは、ひっそりと存在しているだけです。

横山秀夫「第三のアリバイ」
http://www.amazon.co.jp/第三の時効-横山-秀夫/dp/4087746305

五味康祐「剣法奥義」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167335123/sr=1-32/qid=1252207693/ref=olp_product_details?ie=UTF8&me=&qid=1252207693&sr=1-32&seller=

など、もし未読でしたら、お試しください。



from. 村松恒平 / 2009/09/06 12:35 PM 第三の時効-横山-秀夫/dp/4087746305

五味康祐「剣法奥義」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167335123/sr=1-32/qid=1252207693/ref=olp_product_details?ie=UTF8&me=&qid=1252207693&sr=1-32&seller=

など、もし未読でしたら、お試しください。



" data-count="none" data-lang="ja">Tweet
追記です。

達磨は今から1ヶ月ほど前にアマゾンで購入しました。シンプルなのになんて力強い作品なのだろうと思いました。
from. / 2009/09/06 6:50 AM
ありがとうございます。

実は、図書館で借りてくる本はいつも短編ばかりです。
星新一、梶井基次郎、夏目漱石、芥川龍之介、藤沢周平など。
女性の作家、特に現代の作家たち、は退屈で(瀬戸内寂聴は例外)太宰治は生理的にダメでした。三島由紀夫と気が合うかも知れませんね。

長編もので読めるのは、宮城谷昌光、黒岩重吾、井上靖といった歴史小説だけです。

コンプレックスに感じる必要はありませんとおっしゃってくださいましたが、どうしても感じてしまいます。
作家たちの豊かな世界を知りたいのです。一体化したいのです。
でも私は研究書にでてくる世界としか一体化できません。私はつまらない現実主義者なのでしょう。
ですから、
豊かな世界を分かち合える活字中毒者たちに激しい嫉妬の念を抱いています。
from. / 2009/09/06 6:45 AM
私と正反対のタイプですね。
私は多くの研究書は、5分と読むことができません。

しかし、それはもうどうしようもないことです。
それを矯正しようとしても、うまくいかないので、別の長所を伸ばします。

だから、コンプレックスに感じることはありません。

しかし、どうしても読みたいなら、短い小説やお話から手をつけることです。
グリム童話とか、ぼくの小説『達磨』、日本の民話、星新一、芥川龍之介、とにかく短いもの。
それだけ読んでアタリやヒントが来なかったら、あきらめることです。
from. 村松恒平 / 2009/09/06 1:59 AM
こんにちは。質問させてください。

私は小説を最後まで読み通すことがなかなかできません。
でも研究書の類なら半日でも一日でも読んでいられます。
どうも、研究書をベースに一人で妄想に浸るのが好きなようです。
この日のブログ内容は「小説」ですが「研究書」でも当てはまるのか自分自身を「調査」してみます。

でも一度でいいから夢中になって最後まで小説を読み終えたい。
どのようにしたら目的を遂行できるのでしょうか。
from. / 2009/09/05 1:37 PM
この通りの体験をなさったのですね。
書いたことが実証されてうれしいです。

文字情報が読めるだけなら、他のメディアがありますけれども、本というものには人を勇気づける要素が多い。
その点をしっかり言葉にしてみたかったのです。
from. 村松恒平 / 2009/08/31 5:21 PM
脱出法をここまで読み、自分の経験と照らし合わせてみました。先生の書いた通りの道筋を辿って社会復帰をしました。
ずっと「たまたま図書館好きだったから」で流していましたけど
きっと、自然な流れだったように思います。

>波長が合う本は、慣れてくると本のほうからあなたの眼に飛び込んでくるでしょう。

ありました、こういう感覚。
私の場合は「あ、本が呼んでる」でした。
from. / 2009/08/31 2:00 PM
のんさん

これは本当のことですよ!
びびびと来ちゃう。

職業柄、本については敏感で判断が速いです。
from. 村松恒平 / 2009/08/31 9:25 AM
>波長が合う本は、慣れてくると本のほうからあなたの眼に飛び込んでくるでしょう。

このような体験・表現、素敵ですね。

そして書物に対する深い愛を感じます。
from. のん / 2009/08/30 5:54 PM
群青さん

久しぶり。
文章で人を元気にできれば、いちばんうれしいことです
from. 村松恒平 / 2009/08/29 9:24 PM
お久しぶりです。

私にとって、村松さんの文章は波長が合います。

力が抜け、心地よくて、ワクワクする!

やる気がムクっと湧いてきます。
from. 群青 / 2009/08/29 8:18 PM
Trackback
この記事のトラックバックURL: http://kokorogadaiji.jugem.jp/trackback/56