INNER LIFESTYLE DESIGN
 〜ナチュラルに生きる方法論序説
競争からドロップアウト!
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中学まで成績が学校のトップだったのに、全国の秀才が集まる有名進学校に進むと、そこでは凡庸な成績になってしまって、すっかりやる気をなくした、というような話をときどき聞きます。

競争というのは、そういう性質のもので、どこまでも自分が勝ち続けられるという幻想はどこかで裏切られることになるのです。

成績の良し悪しは、このブログでは相対的な価値の一領域に過ぎません。
しかし、本人が中学時代、あまりに優越感の果実を味わいすぎて成績に恃むところが大きすぎると、成績が落ちた途端に、「自分には生きる価値がないのではないか」と悩むことになりかねません。
自分から成績だけで価値が測られる世界に飛び込んだのですから、勝者の気分を味わった分だけ敗者の気分を味わうことになります。

喧嘩が強い人が格闘技の世界に進んでも、絵のうまい人が美術の世界に進んでも同じことが起きるでしょう。テレビに出てくる人は実力の差を努力ではね返したりしますが、人には器というものがあって努力でどうにかなる範囲というのは限られているということはテレビでは映しません。

今、国際陸上をやっていて、超人的な身体を見ているだけで楽しいです。でも世の中全体が勝者だけを褒め称え、競争を煽る方向に行っているのは心にとってはよくないのです。

生命活動も、創造活動も、本来非競争的なものです。
詳しく書きませんが、進化論でも、日本には弱肉強食、適者生存ではない、「棲み分け」という考え方による今西進化論というのがあるのです(これに関する議論はめちゃくちゃややこしいようですが、今西錦司氏ご本人の著作は読みやすいです。図書館などでどうぞ)。


競争の世界と非競争的世界、これが両方あるとわかっているならば、それでいいのです。自分の選択で競争的世界を生きているのならば。
でも、ともすると、競争しかないと思っている人がいるのですね。
競争からドロップアウトしたときに、どんな生き方があるのか。
それを開発するのが、心を考えるということの一側面であります。


心のエネルギーの法則 / comments(2) / trackbacks(0)
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大丈夫。文章に一貫性はありますよ。

メルマガでも同じようなことを書きますけど、物語を書くことをとことん楽しんでください。
楽しんだ結果、どこまで独自性や高さが出てくるか、ということが大切なのです。
from. 村松恒平 / 2009/08/19 10:31 AM
秘伝のメルマガからこのブログに来ました。

自分も中学時代にはなまじ成績は良かったのですが、不登校になり、高校は定時制に入りました。
勉強や偏差値という競争社会から抜け出したおかげで、硬かった考え方がすこしですが、柔らかくなった気がします。

自分は定時制の高校では文章がうまくて、物語が書ける人、という位置ですが、プロになるとそれが当たり前になってしまう。
ブログを読んである種、恐怖を感じました。

プロになりたいと願う自分と、物語を書ければそれでいいや、という自分が混在している状態です。
ただこんなことで恐怖していたらプロにはなれない、と村松さんに言われてしまいそうな気がします。

ふと、思ったことを書いてしまいました。一貫性がない文章で申し訳ないです…。
from. へか / 2009/08/18 6:08 PM
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