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 〜ナチュラルに生きる方法論序説
ソクラテスの対話編と言葉の力
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昨日書き忘れましたが、対話編は、哲学史的な意義とか意味とかを無視して読むのがいいのです。
知識を得る勉強のつもりで読んではいけません。

そうすると、ソクラテス(プラトン)の考えの流れが、2000年以上の時の流れを超えて流れ込んできます。

その強靱でブレることのない思考の流れを追っていくと、身体でいうところの均整美を感じることができます。
現代日本の言論より、はるかに健康に発達しています。

読むことによって、思考の集中力、概念形成力を鍛えることができるでしょう。知識を得ることではなく、そのような訓練として読むことがお勧めです。

プラトンは秘儀参入者(この言葉は大変なので、ここでは説明しません)であったと言われています。
ソクラテスの対話編の著作は、それを読むこと自体、秘儀参入の手段であったり、修行法であったのだと、今回はっきり感じました。

ソクラテス自身は、書き言葉では生命を失う、というような理由で、著作を残していません。今だったら考えられませんが、広く伝えることよりも、生の言葉の生命を大切にしたのです。
そして、聞いた人や弟子たちに口伝で重要なことが伝わっていけばいい、と考えていたのでしょう。

話すこと、聞くこと。
書くこと、読むこと。

それが現代よりも、ずっと深くて重要な行為であったのです。

ソクラテスの対話編は、言葉の力ということを考えるときに、私にとっては、一つの基準となっています。

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