2009.08.13 Thursday 21:10
JUGEMテーマ:心

夏休みから帰ってきました
日本書紀とかプラトンとか、東京では読めない本をパラパラと読みました。
『プロタゴラス』は、プラトンの書いたソクラテスの対話編。
高名なソフィストを論破する会話体のドラマです。
ソクラテスは、くどいほどに相手の主張を確認しながら、論理的に追いつめていきます。
ソクラテスが言葉の一貫性を大切にするところが好きです。
現代日本でもこういう議論ができればいいのですが。
哲学書といっても、昔のことで複雑な専門用語などはありません。
だから、ちょっと根気があれば読めます。
この夏、哲学などに親しみたいという方は、一冊の文庫本を帰省や旅行のバッグに入れておいてはいかがでしょうか。
対話編ならどれでもいいと思います。
*
夏休みの小スケッチを載せておきます。
