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 〜ナチュラルに生きる方法論序説
【首相の器】「山本太郎の政治家としての天才性 その4 完結」


*メンタルの達人。無私と赤心の人。

山本太郎氏は、参院選前から時間があれば辻立ちをしていろいろな人と話してきました。
その中でも、すごいのは、集まった人の質問や意見を聞いてその場で答える、ということです。

これができる政治家が日本にどれほどいるでしょうか?
(世界の一流政治家はできます)。
どんな質問が来るかわからない。
すべて勉強していなければ恥をかきます。
もちろん「山本太郎は、すべてにお答えできるわけではありません。知らなかったら教えてください」と、謙虚に前置きしますが、まともな質問にはおよそ答えられる。

知識があるだけではなく、その場で語るべき優先順位を組み立てて淀みなく答えます。言うまでもなく頭脳明晰。

誰かが用意した作文を読むことしかできない、それすらもまともにできない首相とは多いに違います。
「安倍はダメだが、代わる人がいない」という人がたくさんいるのは不思議です。
それは「自民党内がカスばかり」という意味でしかない。
面の皮の厚さだけは、立派な政治家ですが、これ以上無能なアンポンタンはいないです。

山本太郎の演説、参院選に入ってから、たくさんの支持者、サポーターが集まるようになりましたが、それ以前の辻立ちはかなりアウェーな状況とも言えたのです。
その中でなんでも質問してくれ、ご意見も拝聴すると言ったわけです。

近頃は「クソ左翼死ね」という暴言を浴びました。
それでも山本太郎は、少しもひるまず
「ありがとうございます。クソ左翼死ねというお言葉をいただきました。ありがとうございます。死にたくなる世の中を変えたいために私は立候補してるんだ。みんなに生きていていただきたい。」

そして、そのあとに演説に激しい怒りの調子が出てくるのです。
その怒りは、ヤジの本人に向いたものではなく、今までの政治と世の中に向けたものです。
これはさらなる暴言を祓うためでもありますが、僕は違う面も見ています。

怒りのエネルギーを転換しているのです。
ヤジられれば誰でもムッとする。
でも太郎氏は、そのような方向に怒りを向けないで暴言のエネルギーを受け止めてよい方向に流してしまう。

およそ、役者というものは、架空の感情を生きることができます。
台本に書いてある架空の人物の役柄の感情を生きる。
そう感じているように演じるのではなく、本当にその感情を生きるのです。
そういう訓練があります。

太郎氏は当然のそのような訓練を受けて、能力も持っているでしょう。
しかし、その域をはるかに超えて、感情をセルフコントロールしています。

それができるから、ハードな政治の世界、選挙戦を疲れを見せることなく生き残れるのです。
多くの政治家は、無神経、厚顔、ルーティン、都合の悪いものの無視によって、政治の世界をサバイバルしています。
しかし、太郎氏は、誰よりも細やかに気を配り、つねに工夫して創造的であり、自分に都合の悪そうな小さな声にも耳を傾けて活動しています。

政治の世界新しい集団を立ち上げて、そのリーダーとして活動するのは、どれほどの激務でしょう。
それができるのは、明晰な頭脳とともに、メンタルの転換の速さと強さがあるのです。
そうでなければどんなに恵まれた資質を持っていても疲れ果ててしまいます。

その根底には、無私と赤心の2つがあります。

私というものがあっては、とてもこれだけのエネルギーは出てこない。
これが無私。

そして、いつも心から思っていることをいう。
きれいごとではなく、相手に心を通じさせる。

これが赤心。

山本太郎は生意気だ、嫌いだ、という人はここが見えていないのだろうと思います。
自分の人生観という狭い窓からしか人が見られない。
しかし、太郎氏のサポーターたちは、こういう人たちにも話しかけて変心させています。
今まで政治を諦めていた人たちが、そこまでのアクションを起こしています。

それが無私と赤心の力です。

僕は山本太郎氏が首相になって、外交をする姿を見てみたい。
G20に山本太郎が首相として立っていたら、どんなによかっただろうと思います。

いまれいわ新選組が重点的に語っていること以外に、日本には2つの棘が深く刺さっています。

一つは日米安保。
もう一つは原発の廃炉。

どちらもたいへん重大なテーマです。
そして、どちらも放置しておくとどんどん深刻な事態になる。
今までは野党も含め、推進、無策、膠着、隠蔽、弥縫、要するになすすべがありませんでした。


その道はこれから先も茨の道でしょうが、無私なる天才、山本太郎氏には、もっともっと仕事をしてもらわないといけません。

安保や原発を正面から見据えて、適切かつ創造的な努力をしてくれるのは、山本太郎とれいわ新選組しかありません。
一朝一夕に片付くようなことではありませんが、きっと常人では気づかない新しいアプローチを与えてくれると思うのです。

山本太郎が最後の希望であると気づいている人たちは
熱烈に動き出しています。

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お願いします。







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