INNER LIFESTYLE DESIGN
 〜ナチュラルに生きる方法論序説
どうしたら自分を愛せますか? 2(自己愛の強い人について) 




自分を愛しているとは、どういう状態だと思いますか?

自己愛? ナルシスト? それはここで語ろうとしていることとは、また別の領域です。
母親が子どもを愛するのは、ちっとも大げさなものではないでしょう。
たんたんと静かに日常を送る。
その中にひたひたと愛は満ちているのです。

自分を愛するというのは、じつはぼーっとしているようなことです。

*他人が自分をどう思うかに余計な気を使わない。
*他人の基準で自分を測らない。
*自分がしたいことがわかっていて、可能な限りそれを実現する。
*人に何か言われても大して落ち込まない。
*褒められても過剰に舞い上がったりもしない。

そういうある意味、ぼーっとした状態が自分の中に愛があるということだと思います。
自然な状態では、愛は血液のように自分の中をめぐっているのです。
だから、自分を愛している状態とは、「当たり前の状態」であるわけです。

だいたい自分を愛する自分と愛される自分に分裂することが不自然、不健康と言えるのです。
自分を責める自分と、責められる自分が分裂しているのと同様に不健康です。
裁く自分と裁かれる自分。
正しい自分と間違った自分。
みんな分裂です。

人には60兆の細胞があると言われていますが、僕が自然と呼ぶ究極の姿は、60兆の細胞が全部一つの意志で動く状態です。

会議でも、意見が半々に分かれていては、ムダに疲れるだけで、何もできませんね。
全員一致であれば、思った事は瞬時に行動に移せるのです。
一つの意志というと、北朝鮮のような独裁国家を思い浮かべるという反応が現代では多いと思うのです。
しかし、ああいう国家は異端者を投獄したり、処刑したりしないと成立しません。
それは僕の60兆の細胞が全部生き生きした状態とは違うのです。

一つの生命、一つの身体ですから、本来利害の対立はないのです。
イデオロギー、考え方の対立もありません。
では、なぜ現状私たちがいくつもの価値観に分裂しているかといえば、外からインプットされたものに影響されているからです。

頭脳は矛盾した価値観を抱えているのです。頭脳とは、つまり言葉の世界です。
本来統合されえない複数の価値観の断片を私たちはインプットされているのです。

しかし、身体は言葉を抱え込みませんから、一つなのです。
ですから、私たちは身体の声を聞くことで、自分の中の混乱を鎮めていくことができます。

心で心を押さえ付けることはできません。
言い換えれば、言葉で心を押さえ付けることはできません。
一つに統一することができません。

不愉快なことがあって、「怒るな怒るな」と念じても、考えているうちに、かえって火がついて爆発してしまうことがあります。
それは取り扱いを間違えているのです。

身体と心が一致して、分裂が少ない状態、それが自分に対して「愛がある状態」であるととりあえず定義しましょう。

じつは、世間でいわゆる「自己愛の強いタイプ」に分類される人は、内部に分裂を含んでいます。

これには二つのタイプがあります。
一つのタイプは、外では超強気で振る舞うけれども、一人になった途端にどぉぉよよよぉぉぉん、と落ち込むタイプです。
これは、ジェットコースターみたいに無理にアゲるから、その分、落ちるのです。
自信満々と裏腹に自己嫌悪も強いです。

もう一つのタイプは、自分を愛する自分と、愛される自分とがラブラブなタイプです。
これは幸せですが、やはり分裂していると、前者と同じ要素を持っています。

自分を愛するといっても、ぼんやりしたものではなく、たいてい具体的な長所を愛している。たとえば、美貌、頭の良さ、芸術的才能、スポーツ能力、仕事の手腕、何かそういうものに対してナルシスティックになっているのです。

しかし、才能でも何でも上には上がいる。
またそれまでは順風満帆でも、壁にぶつかるときもある。

こういうときに、がーんと落ち込むと最初のタイプに似て来ます。

もう一つの反応は、自己合理化する、ということです。
現実を見ないで自分の都合で世界観をねじ曲げてしまう。
こうなると、「あの人はアレだから」と周囲からも距離を置かれてしまいますが、そういう現実すら見なくなります。

スポーツや、囲碁、将棋のような勝負事は、いやおうなく、自分の相場、限界がわかってしまいます。
しかし、芸術活動などは、「理解しない周囲が見る目がないヤツばかりだ」と合理化することができるのです。
一回自己合理化の回路ができてしまうと、ほとんどそこから抜け出すことはできません。

だから、自分が分裂している状態は、たいへんに不安定で、本当に自分を愛していることにならないのです。

これで、ようやく「どうしたら自分を愛せますか?」に答えられます。

やはり次回に続く。

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