INNER LIFESTYLE DESIGN
 〜ナチュラルに生きる方法論序説
【まず自分から愛すべし】
【まず自分から愛すべし】

愛にはいくつかの基本があります。。
今まで書いて来たことは、ずいぶん変なことを書くなあ、と思われているかもしれないけれど、全部基本なのです。
日常生活でなんなとなく身に付いたクセが基本であるとは限りません。
何か習い事をしたときに、基本姿勢が日常動作と違ってとまどうことがあるでしょう?
しかし、その基本姿勢の上に、合理的な体系が組み立てられるのです。

基本は、わかっているかどうかで、大違いの結果を生みます。
基本を外れていると結局遠回りをします。
遠回りをしただけでなくいい結果を生みません。
土台が歪んだまま上に家を立てるようなものです。

さんざん自分で苦労した結果、帰ってくるのが基本です。
帰って来られればいいですが、ひずんだ形のまま、一生ごまかしごまかし生きなくてはいけなくなるかもしれません。
愛なんてめいめい勝手でいいだろうと思っていませんか?
めいめい勝手でいいんですけど、やっているうちにそこに合理的な筋道が見えてくるのです。

男の世界の喧嘩でも、「勝てばそれでいいだろ」という生き方もあります。
腕力や体力が強いだけの乱暴者もいます。
しかし、素質や腕力だけでは、系統だった武道や格闘技を習った人にはやがて勝てなくなります。
あまりいい比喩ではないですけどね。

前置きはこれくらいにして、もう一つの基本を書きましょう。
愛の基本は、まず「自分を愛すること」です。

愛に生きるためには、自分を好きになるって大切にすることです。
自分自身を大切に扱って育てることです。
いつも身辺をきれいにし、気がかりなことを残さない。
自分を高めるチャンスを探し、いつも心を生き生きとさせておくことです。

自分が愛せない自分を他人に愛してもらうことはできません。

自分でまずいと思っている料理を人に出せないのと同じです。
まずい料理で人をもてなせばどうなりますか?
自分でまずいと思っている料理は、器や盛りつけに気を使うことができません。
相手の好みを考えに入れる余裕もありません。
出したあとの会話もぎこちなく盛り上がりません。
相手が顔をしかめるのではないかと心配し続けないといけません。

これでは愛はありません。

自分で自分は愛せない、だからこそ、人の愛がほしい、という人はけっこう多いのではないでしょうか。
しかし、それは無理筋です。
さびしさを他人で埋めようとして、ずっとうまく行くケースはほとんどありません。

なぜなら、そういう女性が慰められるのは、会って楽しいそのときだけだからです。
一人になると急にさびしく不安になる。
だから頻度高くメールや電話をせずにいられない。
毎日のように会わないと気が済まない。
いわゆる依存です。

そういう女性とつきあえるのは、やはり依存性の高い男性であるか、心よりも若さや身体に惹かれた男性ということになります。
どちらも行く末を考えるとさほどよいことがありません。

だいたい想像がつくでしょう?
たいへん類型的なできごとが起きるのです。
「わたし」が楽しい、「わたし」が苦しい、と切実に感じているけれども、外から見れば、よくある愚かさでしかない。
その決まりきったコースから逸脱できるかどうかが、その女性の賢さなのです。

外からみれば、と書きましたが、その「外から見る」という冷静な視点を自分の中でもてないのです。
外からみようとすると、自動的に自分を叱責したり、否定したりしてしまう。
それはかなり高いパーセンテージで幼いときに母親から言われたことの口真似なのです。
自己否定のシステムについては、それだけで独立して一冊の本が書けるほどなので、いつまで書いてもキリがない。
ここでは、これ以上深入りしないことにしましょう。

愛は血液のように自分の中を循環しているものです。
それがほのかな暖かさとなって人に伝わります。
いずれ詳しく述べますが、愛とは激しいものではなく、そのようなものです。
自己否定は愛の流れを止めてしまいます。

自分の中の愛せない一部について、恋人が癒してくれることはあるでしょう。
しかし、8割くらいは自分が好きでないといけません。

自分が嫌いな人は、4割くらいしか自分のことが好きでないとします。
数字は便宜ですが。そして、生きているからには、たいてい4割くらいは自分が好きなのです。
そうすると、6割を人に負わなければなりません。
6割を男性が負うには、自分を犠牲にしなければなりません。

自分を犠牲にするのは、身体目当ての男か、自分をまだ確立していない男です。

依存性の高い女性が、自分のある男とつきあえば、自分が思うほどかまってもらえないので「冷たい」とうらむことになるでしょう。

精神的に自立した男女が惹かれ合うことのほうが、依存し合うよりずっと品があって、質の高い喜びがあるのです。

日本には「割れ鍋に綴じ蓋」という言葉もあり、そんなに完璧に自立した者同士を考えるのは難しいかもしれません。

それでも、まず8割くらいは自分のことを愛せることは大切なことです。
それをせずに外に愛を求めても失敗します。

どうしたら自分を愛せますか? という質問も当然でてくると思います。
それについては次回書きましょう。

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