INNER LIFESTYLE DESIGN
 〜ナチュラルに生きる方法論序説
バリ日記3 朝市とショッピング、値切りについて
【ウブド・マーケットの朝市】


ウブド・パレスの向かいには、マーケットがある。
ここは観光客用にジャンクな小物を売るといった風で、にぎわってはいるが、一度見たらあとはあまり興味がない。
おおぜいに気軽に配る安いおみやげなどを買うならいいかもしれない。

たとえば、BINTANのTシャツなどウブド中どこでも売っているが(じつは数枚買って愛用している)こういうどこかでまとめて作っている品を売っているだけなので、特別オリジナルなものも、掘り出し物もないと思っていい。

しかし、おみやげマーケットは朝8時から以降で、朝は食品などの朝市があるというので行ってみた。
これはなかなか楽しい。
フルーツ、野菜、お供え物のための花や植物、肉、魚などが色とりどりに所狭しと並んでいる。来ているのもだいたい地元の人だから、ここで食材を買ったらさぞ安いことであろう。

屋台的なものも出ていると期待していったが、やはりあった。
サテ(串にさして焼いた肉。焼き鳥のようなもの。一般的には豚肉か。そして、サテという言葉は日本でいうソテーだと思推測している)もあるが、多いのはまぜご飯。
おばさんが手でほかほかの炊きたてごはんを掻き回しているわきに、あれこれと具が積んである。
ナシ・チャンプルだと思う。

手づかみでお金も扱ったりしないかとやや衛生上の?があったのと、まだ食欲がなかったので今朝は遠慮したが、一度トライしてみよう。たぶん100円くらいではないかな。

麺類はなかった。たぶん屋根の下で火を使うのは御法度であろう。簡単に火事になりそうだ。

朝から新発見があって少し儲かった気分。


【買い物と値切りについて】

ウブドの店にはほとんど値札がない。

安い店はふっかけるためかもしれないし、高い店は高級感を出すためかもしれない。
ただ面倒くさいとか、習慣かもしれない。

半ズボンを忘れて来てこちらで買ったが、少し値切った。
値切るのは面倒くさい。
なぜなら、最初から彼らは高くいうからだ。
適正な値段から値切るのであればメリットだが、高くつけた値段から値切るのでは手続きに過ぎない。

僕のような内気な人間はもっと値切れるなと思っても、途中で面倒くさくなってしまう。
大阪のおばちゃんや、中国人のような気合いの入った人々がいちばん底値で買うのである。
そして、彼らが値切れば値切るほど、彼らの値切り感を満足させるために表面上の価格は高くなる(のではないだろうか)。

とりあえず、一般人は相手が言ってきた価格の半額よりやや下くらいの価格を言い返すことだろうと思う。そこから歩み寄りが始まって、真ん中へんで落ち着くだろう。

あるいは二枚買えば安くなると言い出すだろう。
そういうのは撥ねつけて一枚で値切らねばならない。

高級感のある店は買い物していないのでよくわからない。
おしゃれな店でワンショットグラスを買ったのだが、ここは裏に値札があって「ディスカウント?」「NO!」であった。
それはそれですっきりしていい。

朝市では地元の人が買い物するが、観光客が買い物するところで地元の人は買わない。
共通で買い物をするところはコンビニくらいだ。
スーパーマーケットもあまり便利なところにはない。
ちょっとした日用品に困ることがある。

グラスを買うのにもじつは困ったのだが、傘はどこで売っているだろう。



【ショッピングというもの】

女性は装身具や衣類など、いくらでも必要とすることができる。
イメルダ夫人の靴のように、日本の狭い宮殿をいっぱいにすることができる。

免税店も主力ほとんど化粧品や香水やアクセサリーである。

女性の同種で同機能としか思えないものをわずかな差異に注目していくらでも買い込む力は経済を活性化する。
経済のことを考えるなら、原発などより女性を大切にしたほうがいい。

僕は買い物は基本的に面倒臭い。
店に入った途端に、店員の「お金になるかもしれない」スイッチがピキピキと入って寄ってこられると緊張してしまう。
ゆっくりあれやこれやと自分の興味でいじり回して、結局買わないで出る、ということを当然の権利として行使するにはかなり勇気がいる。
そんなことを意識している時点ですでに買い物人として敗北である。

だから、今回もほとんど買い物欲はない。

日本の部屋はすでに物がいっぱいだから必要なものしか買えない。

ただ愛用のリュックがそろそろ垢染みてきているので、もし乱暴に扱ってもいい感じで手作りの布のリュックが1万円以内であったら買ってもいい。
これは必要だ。
しかし、こういう場合、たいてい僕が想定、イメージするような商品は世の中に存在しないのである。

ワンショット・グラスを買った店に、妙にゴツゴツした美しい丸いお盆があって、よく見たら、一本の木から切り出したものだった。
それが2500円。
欲しいんだけど。
どうしても生活の中にお盆の必要が見いだせない。

しかし、書いているうちに買ってもいいような気がしてきた。
また見にいこう。


書いているうちに、だんだんいろいろなものが欲しくなって来た。




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Comment








半年後に日本、とりわけ東京が「住める」環境であるかどうか、心許なく思っています。今現在だっていちばん悪い解釈を見れば、「安心して住める」という状態ではありません。

だから、少し自分を海外慣れさせておこうと思っています。
動けない人にはぜいたくな話ですけど。
たまたま僕には動ける条件があるので。

『不安であることの正しさについて』ぜひご購入ください。
from. 村松恒平 / 2011/11/11 7:26 AM
久しぶりにやってきて、どんどん更新されているので、びっくりしました。

バリ日記、ツイッターでも見ていますが、まとめて読むと、また違う味わいなのですね! 海外に出られるのは3・11があって、それで考えたこと、とは・・・。

10月13日の記事も、すごくよかったです。納得できました。
『不安であることの正しさ』読まなくては・・・。
from. アッキー28号 / 2011/11/10 1:03 PM
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