INNER LIFESTYLE DESIGN
 〜ナチュラルに生きる方法論序説
現代うつの一傾向 2
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心を閉じるか、開くか、どちらか極端で中間がない人がいる、ということを前回書きました。

しかし、そのことの前に、そもそも「頑張らなくちゃ」と思って世の中に出ていくことがよろしくない。
うつ病の人には、「頑張って」と励ましてはいけないとよく言われますけれども、これは自分が自分自身に対して言ってもいけないのです。

頑張れ、という言葉は、たとえば、運動会のかけっこのときに、ふだん以上の力を出せ、といって応援するにはいいのです。
日常出す以上の予備の力を無理に出せ、という意味なのです。

つまり、たとえば、引きこもり気味の人が日常生活に復帰するのに頑張らなくてはいけないようでは、あらかじめ破綻することを言葉によってインプットしているようなものです。

まず頑張らない普通の力でできることをして、それを少しずつ拡張していかなくてはいけません。あるいは普通の力でできるように、ものごとの捉え方を変えていかなくてはなりません。
これ意外に大事です。

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余談を一つ。
内田百蠅箸いΩ鼎ず邁箸います。
この人が東京から大阪まで遊びに行った話を書いています。当時、新幹線はおろか、早い特急もない時代。片道が一日がかり。
それで汽車で大阪まで行って、降りずに帰ってくるというなんか偏屈な遊びをするのに、人にお金を借りに行きます。

そのときの言い分が、「生活費を借りれば、それは必要なお金が足りないのだから、返せない。しかし、自分は遊びに行く金を借りるのだから余裕がある。だから返せるのだ」といって相手を説得したというのです。
最初変な理屈、と思いましたが、意外に理が通っています。

この例でいうと、頑張る、というのは、つまり生活費の足りない分を借りる、ということですから、いずれやりくりが利かなくなるということです。

心をエネルギーとして見ると、こういうことも見えてきます。

*

さて、開く、閉じるのは話は続きます。



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