INNER LIFESTYLE DESIGN
 〜ナチュラルに生きる方法論序説
欲望と欲求
 煩悩について軽く触れて、他の話に流れようと思っていたのですが、書いているうちに自分の思惑とは全然違うほうに流れてしまいました。
この話は人の活動の全領域に関わることなので、そう簡単にはいきませんね。

人の欲望のエネルギーというものは、岩の隙間に流れ込んだ水のように、隙間の形に合わせて変形するもので、単純に捉えがたいものです。

欲望ではなく、欲求という言葉もあります。
欲求とは、言葉のニュアンスを探ると、対象との関係がシンプルなものです。
欲望は、よくドロドロしていると言われますが、対象のはっきりしないマグマのようなものとして捉えられます。

欲求は関係的であり、欲望はエネルギー的で微妙にズレています。
このような定義は、厳密にする必要がありますが、厳密にしていくと、話が複雑に専門的に
なり、私の手にあまるものになるばかりか、誰にでも読めるものではなくなります。
そこには、はまりたくありません。

私がしたいことは、複雑な話をすることではなくて、心についてシンプルな原則を共有することです。
小学校の教科書にできるような、あるいは子どもに読ませられる「心の絵本」が作れるようなシンプルさに還元したいのです。

難しい仕事です。
「心が大事」は、その準備運動のようなものかもしれません。

話をシンプルにするために、視点を変えて、いちばん大元に立ち戻りましょう。
いちばんの大元とは、生命です。
あらゆる生命は生まれて来たときに、一つの肯定的な方向性を持っているのです。
生まれると同時に死はセットしてあるのですが、死であるからこそ、生が肯定的な方向性を持つのです。
当たり前すぎてこそばゆくなるような話ですが、当たり前ではないと思う人もいるかもしれません。前提からちゃんと話をしなければなりません。

もし生命に生まれてくる理由がないなら、最初から生まれて来ないほうがいいでしょう。

宇宙空間の99,99パーセントは死の空間です。
ほとんどの空間は大気のない真空で、生物が生きる余地がありません。
地球のような大気圏に覆われていない宇宙は、極寒であるか灼熱であるかで、人が数秒たりとも生きていける場所ではありません。
大気がある惑星や衛星でも、生物の生存できる条件は非常に稀です。
月や火星の探査機が不毛の惑星の表面をよく見せてくれます。

その中で、地球という恵まれた惑星の条件下で生物が発生し、さらにその生物が「私」という自意識を持ったということは、まことに不思議で奇跡的なことです。

宇宙から見たら、人は青い星にこびりついたカビのように見えるだろう、というのは、いつも私が考えるところです。

(続く)

**
 多くの方に読んでもらえるようにワンクリックお願いします。


心理研究会12月19日(土)18時より第一回開催決定です。
あと1名空席有り。
入会金、会費は当日ですので、予定が確定できない方もとりあえずエントリーしてください。
お問い合わせはkokoro@hiden.jpまで。

「ネットと無料」ニュース
こっちもあれこれ書いています。


質問やセッションのお申し込みは、kokoro@hiden.jpまで。
私の著書、売ってます。
          アッチ→










このサイトの基本 / comments(0) / trackbacks(0)
Comment








from. /
Trackback
この記事のトラックバックURL: http://kokorogadaiji.jugem.jp/trackback/125