INNER LIFESTYLE DESIGN
 〜ナチュラルに生きる方法論序説
浮遊霊のことなど
 以前の記事で霊には五感もなければ、記憶もない。そして、感覚器官や記憶によって支えられている自我も存在しない、という状態を一つの仮定としました。

これに基づいて浮遊霊を考えていきます。
まず、五感がないわけですから、地上的な位置を把握できません。
次元が違うので、霊にとってはあまり意味がありません。
また記憶がないので、誰かに対する恨みの記憶も、キープできません。
ただ恨みの感情だけは、エネルギーとして保存される可能性があります。

そのような存在ですから、地上を自分の意志で自由に行き来することはできません。
磁力に引かれるように、自分の縁のある場所、惹かれる場所に流れていって定着するでしょう。
いわゆる浮遊霊となって、あちこちを移動するにしても、外からの波動に対応して引き回されているだけで、霊自身の意志ではありません。

移動するかどうかが重要ではなくて、自分の意志を持ち得ない、ということが重要です。

人は意志を持つ存在ですから、はるかに人のエネルギーのほうが強いのです。

霊が人に悪さをできるのは、人が意志の方向性を失ったときと、恐怖に囚われたときです。

もし、霊が上記のような性質ではなく、自分の意志があるように振る舞ったことがあるなら、それは改めて研究しなければなりません。
しかし、霊が出るゾーンにわざわざ出かけていく必要はありません。
そういうところは波動がよくありません。
わざわざ好奇心で出かけるような場所ではありません。

霊に面白半分に関われば、ケガをします。

私がここに霊について書いているのは、好奇心を満たす新たな何かを付け加えるためではなく、混乱した霊概念をシンプルなものにするためです。
霊は動けないし、自分も持っていない、と言っているのだから、ある種、ミもフタもないことを言っているのです。

しかし、そのことを知らないと霊感商法などに簡単にひっかかってしまいます。

普通、霊の存在を否定するのは、唯物論の立場から否定するわけですが、唯物論で唯心論的なものを否定しても、何の効力もないのです。
たとえば、唯心論の立場から政治や経済を批判しても意味がないのと同じです(宗教政党は何やら新しく出てきましたけれども…)。

だから、私は霊は存在するだろう、という立場から、霊の存在の扱われ方を批判しているわけです。目に見えない世界にも筋道はあります。
心を考えるときにもはっきりした筋道があるでしょう?
それと同じです。
その基本は知っておいたほうがいいのです。
知ろうとしてケガをすることもありますが、知らないことでケガをすることもあります。

だから、私は最低限のことを書いておきます。

(続く)

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霊の理解 / comments(5) / trackbacks(0)
Comment








ぽんさんのために記事を書きましたよ
from. 村松恒平 / 2009/11/10 11:06 AM
村松様

コメントありがとうございました。すみません。

恨みを捨てたいという気持ちは強いのです。
でも
恨みを手放したくない!と恨みの感情にしがみついている自分もいるのです。

どうして手放したくないのか?

ブログをさかのぼって読み、考えています。
やはり先生のおっしゃっているように
「手放したら、今までの苦しみはなんだったろう?」
という気持ちがあります。

「恨む気持ち」を宝物として大切に抱えている少女の絵が脳裏に浮かびました。
これは、悦に浸っている自分です。

気持ちが悪いので、手放すほうへ意識を転換します。
from. ぼん / 2009/11/10 9:47 AM
>移動するかどうかが重要ではなくて、自分の意志を持ち得ない、ということが重要です。

>人は意志を持つ存在ですから、はるかに人のエネルギーのほうが強いのです。

上記の説明で、よくわかりました。
from. hami / 2009/11/10 8:31 AM
恨みを捨てたいかどうかです。
どう表現するかと言っているうちは本質ではありません。

恨みを取るか、自由意志を取るか、決めてください。
from. 村松恒平 / 2009/11/10 1:48 AM
>ただ恨みの感情だけは、エネルギーとして保存される可能性があります。


保存。
生きている今でも、自分は恨みを保存しています。
恨みを表現したくとも、相手がもうこの世に存在しない。
相手に届かない気持ちを表現したい、という欲求を、どう収めればよいのでしょうか。

生きたまま浮幽霊になっている気分です。
from. ぽん / 2009/11/09 1:41 PM
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