INNER LIFESTYLE DESIGN
 〜ナチュラルに生きる方法論序説
占いと占い依存(2) 意識と無意識13
 占いほど、アマチュアとプロの境目があやふやな職業はありません。
私もじつはかなり楽屋裏を知っています。

昔、知り合いの女性が少し占いを習ったところ、タレント性がありそうだ、ということで、知り合いの編集プロダクションから占いの本を書け、と言われた話があります。

彼女は本を書き上げたのですが、出版時期がズレて、プロ野球はどこが優勝する、とか、いろいろ予言をしたのを書き直さないといけないと言っていました。
なんかいい加減な企画だなあ、と私は思いました。その後、プロダクションの経営者が持ってきたテレビ出演の話を彼女が断ったため、出版そのものも立ち消えになってしまいました。彼女を占いタレントに仕立てようとしていたようなのです。

占いは、わりとそういう感じです。すべてがあやふやになりやすいのです。

占い師は物書き業ともかなり接点があります。
私もじつは占いのシステムを占い師に依頼して作ったことがあります。
これは、似たような結果ばかり出ないようにするためには、かなりの量のテキストを書かないといけません。
それはいかにもテキストを書く、という感じの内職のような力仕事です。

だから、占い師がライターのようなことをする、あるいはライターが占い師になる、ということは珍しくありません。

星占いは12星座ですが、それと血液型を組み合わせると48通りになりますね。
そういうふうにちょっと複雑な味付けにすると、テキストの量は簡単に膨れあがります。

そういう話をしていたら、友人のライターが「占星術と血液型を最初に結びつけたのはオレだよ」と胸を張りました。
そういうことも占い師が考えたわけではなくて、もともと雑誌の企画の思いつきなわけです。

ある程度のアンチョコさえあれば、ライターはいくらでも占いの原稿は書けます。
占いの解釈の幅も、どう広げるかはライターの裁量なわけで、ある意味で柔軟なほど面白いと言えましょう。

したがって、同じ雑誌の星占いでも、A誌とB誌では全く違うことが書いてあっても何の不思議もありません。
そんなことで抗議や問い合わせをする人もいません。

だから、書くほうも占いを大して深く信じていないし、読むほうもちょっとしたヒマつぶしでいいのです。

しかし、お金を出して人に占ってもらうとなると、そうはいきません。

(続く)


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